スーパードクターK | たまの日記  「離」の刻

スーパードクターK

昨日のお昼ぐらいからずっと読んでて、今全巻読破したところです。
しかし、こんな医者がいたら是非会ってみたいものです。


小さい頃からマンガは好きだし医学部に通っていることもあって、よく医療マンガは読んでいます。
どのマンガを読んでても感じることは、患者を想う心は絶対に忘れないようにしなきゃなってことです。
今はまだ医療や患者に対して純粋な気持ちを持っている自信がありますが、何年も医者をやっていくうちにそれが薄れてしまったらと考えると怖いです。

実際の医療現場では様々な疾患を持つ患者さんがいます。
救急車で運ばれてきて大量の血を吐く患者さん、全身の熱傷の患者さん、こんな状態でよく生きてるなと思うような患者さんもいます。
そういった重症の患者さんを診た後に、命に別状はな風邪の患者さんなんかを診ると、「あの人たちに比べればこのくらいなんてことないじゃん」とか思ってしまいます。
オペ室でいろんな手術を見た後に救急外来で傷を縫合されている患者さんを見て、「そのくらいの傷か」とか思ったこともあります。

しかし、医療関係者にはたいしたことではなくても患者さんにとっては三針の縫合も、虫垂炎のオペも、胃癌の手術もどれも人生の一大事なんですよね。
僕自身は今まで大した怪我などしたことがなく、三針の縫合が過去受けた中で最大の医療行為という幸せ者です。
それでもその経験は僕の中での人生の一大事の一つとして記憶に残っています。


医師というすばらしい職業に就ける(予定)なのだから、精一杯がんばって常に患者さんの心のわかる医者になりたいと思っています。


まずはその医者になるため、マンガなど読んでる場合じゃなく国家試験に向けて勉強しなきゃなのですが・・・。
今僕にできることは将来の患者さんのためにも勉強することだけですもんねぇ。
将来医療ミスなどしないためにも勉強がんばります!


ということで、とりあえず5年後の自分へ。
絶対に業務として医療行為をこなすような医者にはなるなよ!!!